兵庫県土建一般労働組合
阪神支部支部長村田博嗣

 兵庫土建一般労働組合阪神支部結成30周年を迎えることが出来ましたことは今日まで支部を支え発展にご尽力くださいました先輩諸氏、組合員、家族の皆様に心から感謝申し上げます。
 昭和57年11月11日に兵庫土建第27番目の支部として阪神支部が組合員309人で発足しました。尼崎、伊丹、宝塚、川西猪名川、西宮と広範囲な地域の中で組合員役員が本部とともに組織拡大、強化そして建設職人の生活と健康を守る運動に取りくんできました。
 組合員一人ひとりに組合運動ををより理解していただき、きめこまかな運動をするため昭和62年より3年をかけて各地区に分会を設立しました。
 役員がきめこまかく身近な運動をし、そして組合員一人ひとりの努力の積みかさねにより平成10年に組織数が3469人となり最高現勢となりました。しかし建設業不況といわれる時代に入り仕事不足、賃金の低下などによる組織減少に転じ歯止めがかからない状況が現在もつづいています。
医療保険の改悪によって30数年続けてきた10割給付が現在は7割給付になるなどかつて経験したことのないきびしい情勢にありますが、30周年記念事業として取りくんだ支部会館の外壁補修工事も完成し、これからも仲間の仕事と健康を守り組織拡大強化に力強く前進してまいります。
記念誌プリントアウト用 創立30周年PDF(10214KB)