2011.05.29()

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◎5月29日(日)台風2号接近で大雨と大風の中、姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺」へ行きました。
参加者は、23人(男性21名 女性2名)でした。
■姫路城大天守45年ぶりの本格修理
 昭和39年に完了した解体復元工事から45年が過ぎ、漆喰壁(しっくいかべ)をはじめ上層部の軒(のき)やひさしに傷みや汚れが激しくなってきたため、本格的な修理を行う。国宝であり世界文化遺産である大天守の保存修理工事は、長期にわたる大規模なものになります。
■工事は壁の修復が中心
 大天守の1〜3層は表面の漆喰壁を塗り直し、4・5層は下地から修理します
屋根瓦はできるだけ再利用しながら全面を葺き直し(ふきなおし)、くぎや銅線による補強を行うほか、破損した軒先などを修復。また、耐震性能の評価結果に基づき、床組みの構造補強などの耐震工事を行う。
工事の期間は、2009年(平成21年)10月の資材搬入足場の着工から丸5年で行います。2014年(平成26年)に素屋根や足場を撤去する予定との事です。