食事とは? 
                       
                みなさんは『なぜ、食事をするのか?』と訪ねられたら、どのように答えますか? 
                 食事はみなさんの身や生活に、どのよな意味があるのでしようか? | 
            
              食品の栄養・働きとは?                   ◎ビタミン 
                   炭水化物やタンパク質などの働きをスムーズにする潤滑油の役割を持つ。 
                   互いに影響し合って働きます。                   ◎たんぱく質 
                   たんぱく質は、体内で筋肉や臓器、血液などの構成成分となっており、ホルモンや抗体などを  
                  作る働きもあります。 
                   生命を維持するためになくてはならない栄養素です。                   ◎ミネラル 
                   ミネラル(カルシウム・ナトリウム・カリウム・マグネシウム・塩素・リン)など、わたしたち  
                  の身体の中で様な働きをしています。大きく分けると・・・                   
                  @身体の構成材料として働く(骨や歯など硬組織やその他の軟組織)カルシウム・リン・鉄など                   
                  A生体機能の調節を行う(平衡、筋収縮や神経の情報伝達に働く)                   
                  Bたんばく質などと結合して働く                   ◎資 質 
                   体の細胞膜の成分やホルモンの材料になっていす。 
                   不足すると、発育の障害や皮膚炎の原因になったりします、さらに、脂質は油脂に溶ける  
                  油溶性ビタミン(ビタミンA・D・E・K)などの吸収にも役立っています。 
                  
                  
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              |                    炭水化物は「脳」にとって唯一のエネルギー源!   | 
            
            
                体は三大栄養素(タンパク質・糖類・脂質)のどれでもエネルギー源に還元できます。 
                  しかし脳はブドウ糖(グルコース)だけしか、エネルギー源に還元できません。 
                  脳のエネルギー源はブドウ糖だけなのです。 
                ● 成人男性の脳は・・・1時間で5グラムものブドウ糖を消費します。 
      ● この脳をあまり使わなくても1日120グラムものブドウ糖を消費します。 
      ● 全体のエネルギーの約120%を消費しています。 
      ● 肝臓に蓄えられている量が60%ぐらい(大人)12時間ぐらいしかもちません。 
        糖が不足すると、集中力が欠げけ、思考能力が低下し、やる気も低下し、イライしたり、精  神的な変化も出てくるので勉強などもはかどりません。 
        だからこそ朝食は大切なのです。       
        疲れたとき甘いものが欲しくなるのは、脳がブドウ糖を欲しがっているからです。 
        この重要なエネルギー源である炭水化物ですが、体内でエネルギーを出すためにはビタミン 
              B1(豚肉、たらこ、ウナギ)が必要で、これらは同時に摂取することで非常に効率が良く 
              なります。ビタミンB1の欠乏、不足すると・・・ 
        糖質を分解できず、乳酸やピルビン酸等の疲労物質がたまって疲れやすくなる。 
        食欲不振、倦怠感、手足のしびれ、むくみ、動悸等が見られます。 
        代表的な欠乏症は脚気。                                
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              ◎食物繊維                    厚生労働省では1日の食物繊維摂取目安料を20〜27グラムとしているのですが、現代日本  
                人の平均摂取量は約14グラムしかないそうです。 
                   食物繊維は、腸の働きを活発にして有害物質を体外へ追い出すはたらきがあります。 
                    最近はその他に「水溶性食物繊維」が注目されているのをご存知でしょうか。 
                   水溶性食物繊維は果物や海藻などに多く含まれていて、糖代謝やコレステロールを正常に  
                  保つ役割をします。 | 
            
            
              | カロリーって? | 
            
            
               基礎代謝などを占めるエネルギーの単位として、熱量を示すカロリーという単位がカロリー  
                です。                   正確な定義は・・・ 
                   1キロカロリー=1気圧の下で14℃の水1sの温度を15℃まで上昇させるために必要な 
                    
                  エネルギーのことです。                   簡単に言うと・・・ 
                   水1リットルを1℃上昇させるだけのエネルギーと言うことです。                   
                   「1日の食事カロリー量を1400キロカロリーに抑える」 
                    この場合ですと、1400Lの水を1℃上昇させるだげのエネルギー量ということになりま  
                  す。 
                   普通の家庭用のお風呂が約200Lなので、7杯分です。 
                   食物の3大栄養素は炭水化物、脂質、たんぱく質、それぞれ体内での発生エネルギー量が違い  
                  ます。                   1グラムあたりのエネルギー発生量は・・・ 
                    炭 水 化 物・・・・・4キロカロリー 
                    脂    質・・・・・9キロカロリー 
                    たんぱく質 ・・・・・4キロカロリー | 
            
            
              | ビタミンとは? | 
            
            
               ビタミンの中でも、水に溶ける性質があるものを「水溶性ビタミン」、油に溶ける性質がある 
                 ものを「脂溶性ビタミン」といいます。 
                 ビタミンは全13種類(ビタミンA、ビタミンB群(B1、B2、B6、ナイアシン、パントテ  
                ン酸、葉酸、ビオチン、B12)ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK)ありま  
                す。 
                 ビタミンBだけ「群」というのは、3大栄養素のいずれかをエネルギーに変換する時に働くと  
                いう共通の役割を持っているからです。 
                 また、それぞれがそれぞれ助け合いながら機能しているためです。 
                ◎ビタミンが不足すると・・・ 
                 
                ビタミンA → 風邪をひきやすくなる。 
                 
                ◆鳥や豚のレバー、海藻類 
                 
                ビタミンB → 疲れやすい、口内炎など。 
                 
                ◆アーモンド、いも類、大豆、黒豆、小豆、ゴマ 
                 
                ビタミンC → 壊血病(出血しやすくなる病気)。 
                 
                ◆果物や野莱に多く含まれています 
                 
                ビタミンD → 骨粗しょう症。 
                 
                ◆きくらげ(乾)、干ししいたけ(乾)、あんこうのきも、いわし(みりん干)、いわし(丸干) 
                    たたみいわし、身欠きにしん、しらす干し 
                 
                ビタミンE → 老化現象。 
                 
                ◆せん茶の茶葉、小麦胚芽、大豆、植物油(ごま油)、 
                  ナッツ類(落花生)、ホウレンソウ、卵、いわし、うなぎ 
                 
                ビタミンK →血液凝固遅延。 
                 
                ◆緑色の濃い野菜や海草、緑茶などに多く含まれます。 | 
            
              | カルシウムとは? | 
            
            
               人間の体重の約1.8%を占めているのがカルシウムで、このうち99%に至っては骨や歯の 構成要素となっていいます。残りの1%は、血液と共に体内を循環しているのです。 
                    この血液を循環しているカルシウムは、神経機能を正常に働かせるという重要な役割を担っ ています。 
                  血液の凝固作用もあり、血小板と同様、止血するのに役立ちます。 
                 神経の機能を正常化させる役割があることで、不足するとイライラ感が高まります。 | 
            
            
              | 腹八分目とはどれくらいのことをいうのか? | 
            
            
              | 日本人の胃の大きさは、男性が平均1.4リットル、女性が1.2リットルです。 | 
            
            
              | 腹八分目というのは・・・ | 
            
            
              その8割になるので、男性は約1.1リットル、女性は、1リットルということになります。 
                1.5リットルのペットボトルでいうと、1/4〜1/5を残すということが腹八分目ということになります。 | 
            
            
              | 「まごわやさしい」 | 
            
            
                    「ま」・・・豆(ナッツ類) 
                        「ご」・・・ごま 
                      「わ」・・・わかめ(海藻類) 
                      「や」・・・野菜 
                      「さ」・・・さかな 
                      「し」・・・シイタケ(キノコ類) 
                      「い」・・・芋(穀類) | 
            
            
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