平成20年 度経過報告

 第27回定期総会を昨年8月に開催してから1年が経過し、本日ここに第28回定期総会を迎えることになりました。
 本総会は、これからの1年間の運動方針を討議・泱定し目的達成に向かって全組合員が団結し、行動するための意志統一をするため開催するものであります。建設業で働く仲間の暮らしは、依然として低賃金・低単価がっづくきびしい時代となっています。
 このような状況を全体で確認し、組合のメリットを活用した拡大運動に取り組み、年2回の拡大月間を設定するなど、分会・支部の組合員、役員、職員が厳しい拡大状況のなか奮闘しましたが、脱退者、除籍者が192名で加入者128名を上回り2,530名と組織人員が64名の減少となりました。建設国保を守り発展させるための予算要求ハガキ要請行動、大衆増税反対に関する署名又、納税者権利憲章制度の請願署名及び建設不況打開と資材高騰への対策署名等も本部とともに取り組みました。
 賃金運動の一環として、尼崎市内の他団体と協力し、尼崎市に公契約条例の制定を求める署名、運動に取り組んできましたが市議会で否決されました。神戸市で開催された建設不況打開・生活危機突破決起集会に参加し私たちの厳しい現状をうったえてきました。アスベスト問題にっいては、組合員本人及び家族の立場にたって本部とともに取り組んできました。
 この1年間の運動、行動を支えていただいた組合員、ご家族の皆さん、そして先頭にたってご奮闘された役員のみなさんに心から敬意を表し運動の経 過と総括を報告いたします。

組織部
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組織部会を年7回開催いたしました。
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支部分会、組織活動者会議を5月31 日(日)に開催し、分会組織の充実、 強化に向けた取り組みをいたしまし た。
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拡大推進委員会を年2回開催しました。
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組織強化の為、統一行動のマップ作成に取り組みました。
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組合員宅の訪問を実施し、組合員とのコミュニケーションをはかりました。
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年間3名以上拡大された方の表彰を行いました。
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本年度も組織の拡大に向けて、ホームセンターなどで宣伝物の配布及びその他諸行動に取り組みました。
この1年間で3名以上拡大し組織拡大に貢献された方々は次の2名です。又、支部及び分会役員として長年その責務にっとめ支部発展のためにご尽力いただいた次の31名の方に感謝状を贈呈して感謝の意を表します。
 
教宣部
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支部機関紙は新年号を含めて計7回発行しました。
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発行方法は企画編集会議を7回開き幹事会、専門部会、分会行事、又組合員ご家族からの寄稿などとし、労災防止、交通事故防止、健康問題なども取り上げました。
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機関紙の内容は支部分会行事、専門部行事、保険証交換学習会、税金申告等の連絡記事や組合員さんご家族からの寄稿などとし、労災防止、交通事故防止、健康問題なども取り上げました。
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本部主催の教宣学習会に、実力をっけるために教宣部より、3名参加して、取材方法や、機関紙作りの方法、企画編集作成技術の向上に努めました。
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組合員さん又はご家族の寄稿には謝礼をいたしました。(1,000円程度の図書カード)
 
税対部
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1月16日、27日と2日間税金決算記帳講習会を開催し合わせて48名の出席がありました。
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1月30日に税金申告相談にむけての本部学習会を受講し、2月3日に支部担当者の学習会を行いました。
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2月10日、3月5・6日に尼崎労働福祉会館、3月4日伊丹スワンホールにおいて税金申告相談を行い合わせて167名の参加がありました。
 
賃対部
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本部が行う家計簿調査を(3月から8月)半年間行いました。
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本部が行う賃金アンケートを実施しました。
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1月11日に阪神ブロック賃金学習会を25名の参加で行いました。
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1月15日に、本部で行われた職人親方合同集会に支部より1名参加しました。
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1月27日、本部で行われた支部本部合同賃対部会に支部より1名参加しました。
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2月1日・県連賃金討論集会に支部より1名参加しました。
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2月2日に本部で行われた第1回賃金推進委員会に支部より1名参加しました。
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3月7日に支部賃金推進委員会を15名の参加で行いました。
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4月5日、3.25統一行動日には、川西地区で3,000世帯にティッシュペーパー6,000個、ボールペン、組織拡大にっながる支部独自ビラ3,000枚を推進委員17名で配布しました。
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5月14日、本部で行われた第2回賃金推進委員会に支部より1名参加しました。
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3月29日、東遊園地で生活危機突破総決起集会に18名が参加しました。
 
技対部
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3月6日〜29日迄、技能講習会(講習5回、実技1回)を支部会議室で行い4名が受講終了しました。
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部会を4回開催しました。
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今年度は工場見学を中止しました。訪問先の工場と紹介者との手違いがあり見学会を中止にさせていただきました。
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尼崎市、西宮市の技能功労者表彰に各1名づっ推薦し、表彰を受けました。
 
社保対部
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建設国保の保険料が少しでも負担が少なくなるように組合でも全建総連中央決起大会参加及び請願書・ハガキ要請行動などっうじて努力してきました。
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新加入者集会を毎月2日(1月分は12月末日)に実施し、新加入者に対する支部活動や建設国保に対する認識及び、保険料等の納付にっいての説明を行い滞納のないように努めてきました。又未加入者の紹介のよびかけもあわせて、新加入者アンケートに協力していただきました。
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保険証の有効期限が11月30日までとなっているので、11月度に20会場で、分会役員が主体となり保険証交換学習会を実施しました。そのなかで補助金満額獲得のための財務省への要請ハガキ行動に取り組みました。又、要請ハガキ行動は6月にも厚生労働省にむけ・取り組みまし`尚、本年度より保険証がカード化されました。
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保険証交換学習会を分会役員が主体で行いますので建設国保、その他の資料説明に対する各分会長の学習会を実施してきました。
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保険料・介護保険料滞納対策については、毎月幹事会で分会単位で対応しましたが、滞納がない状況にすることは出来ませんでした。
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建設業退職金共済加入者数は、平成21年6月現在で212件です。拡大運動及び新加入者集会にて、加入をすすめてきました。建退共の掛金は平成15年10月より1日310円となり・一人親方は1ケ月23日、事業所は25日として統一しています。事務費として1ケ月30円を徴収しています。
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労働保険事務組合総会を6月28日に開催しました。
 
住対部
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平成20年度は部会を4回開きました。
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本部支部合同住対部会に参加し他の支部との交流を深めました。
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尼崎市金楽寺公園の住宅相談は雨の為に中止しました。
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尼崎市小中島2丁、聖トーマス大学の敷地内で住宅相談を行い、2件の相談がありましたが、仕事にはつながりませんでした。
 
青対部
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青年部の活動を支援するため、毎月開催される青年部幹事会に出席し指導してきました。
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青年部の機関紙の作成に協力してきました。
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11月に行われたレクリエーションにも参加し交流を深めました。
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本部、支部合同青対部会に参加し、青年部活動にっいて話し合いました。
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コスモスの会の幹事会に出席し、活動に助言や協力をしました。